コラム

第76回 その子に合った教育を

2024.05.28

さくらでは、保護者の方から「特別支援級に入れた方がいいのか・・・?」というご相談を受けることがよくあります。

お子さんを特別支援級に入れるかどうか、親御さんにとってはとても難しい問題だと思います。

 

さくらでは、特に小学生のお子さんには「自分にもできた」「やればできる」という感覚を沢山持ってほしいと考えています。

その自信や達成感が自己肯定感につながり、お子さんの成長の土台となるからです。

 

 授業についていけない

 先生の一斉指示が上手く聞き取れない、理解できない

 板書が間に合わない

 教室の騒がしい環境では集中できない

 

上記は一例ですが、このような状況があると通常学級で学ぶのは少し大変な場合があるかもしれません。

自分に合わない学習難易度や学習環境の中で勉強することはお子さんにとっては負担です。

その結果「自分は勉強ができないんだ」と思ってしまうと、学習に対する意欲も失ってしまうかもしれません。

 

通常学級か特別支援級かの二択ではなく、通常学級に在籍しながら必要に応じて特別支援教育を受ける「通級指導教室」や、通常学級で学習する際に個別にサポートを受けられる制度もあります。

場合によっては、担任の先生が授業を受けやすくするための配慮を考えてくれるかもしれません。

学校や自治体によって受けられる支援が異なることがありますので、親御さんだけで悩まずに、まずは学校の先生やスクールカウンセラーに相談してみるのがいいと思います。

 

さくらでもご相談をお受けできますので、お困りの場合はお気軽にご連絡ください。