2023.10.17
定規や分度器、コンパスを上手に使えない。
文末を省略して読んだり、読み替えたりする。
折り紙が苦手。
図形や絵、文字を同じように書き写すことが苦手。
こんなお子さんの苦手を心配に思う方はいらっしゃるでしょうか。
もしかすると、そうした心配事に〝見る力〟が影響しているかも知れません。
学習場面で困りごとを訴えるお子さんの中には、視力や目の健康に問題がないにも関わらず、
ものを目で捉えにくくなっている子が少なくありません。
見ることが上手に出来ないと、上記のような学習場面以外にも、
様々な場面に影響が出ることがあります。
例えば、見ることが疲れるために学習意欲が落ちる、机に向かいにくくなる、集中力が続かないと言ったことも
そのうちの1つです。
こうしたお子さんに、ビジョントレーニングをお勧めしています。
目を動かすトレーニングを行うことで、見る力が上がり、
生活上の困りごとが改善されるだけでなく、脳が刺激されて活性化することが期待できます。
当相談室でも目の動きを調べる検査やトレーニングを行っていますが、
書籍やインターネットサイト、スマートフォンのアプリでも簡単なチェックや
トレーニングをすることができます。興味のある方はお調べになってみてください。