コラム

第58回 遊びは心を育む その2

2023.08.22

お子さんがいるご家庭では、夏休みも終盤を迎えてやれやれというところでしょうか。

この夏、お子さんたちはどんな風に過ごされましたか?

親戚やお友達と集まって大勢でワイワイ遊んだお子さんもいるかもしれませんね。

大勢で集まった時、何をして遊ぶか・・・

定番中の定番ですが、やはりトランプは外せませんね。

 

この夏、筆者も大勢でトランプを楽しみましたが、その様子を見ていると

年長の子が小さな子も参加できるようにルールを工夫してあげたり、ババ抜きでは幼児さんが小さな手からトランプがこぼれないように一生懸命持ったり、策略を立てて頭を使ったり、大人と子どもが本気で勝負したり・・・

トランプは「遊び」だけに留まらない無数の要素を持っているように感じました。

 

ひとつ、盛り上がった「一休さん」という遊びを紹介します。

トランプの数字側を下にしてドーナツ状に並べます。

順番に一人ずつ好きなカードをめくって中央に置きます。その時、出た数字が「1か9か3(いっきゅうさん)」の場合は中央に置かれたカードに素早く手を置きます。

一番早くトランプに手を置いた人が、中央にあったトランプを取ることができます。お手つきの時は取ったカードを全て中央に戻します。

最後に一番カードが多かった人の勝ちです。

シンプルなゲームですが、子どもたちは「一休さん」以外にも「王様の焼肉(Kと8と9と2と9)」など、

様々な数字の語呂合わせを考えて難易度を上げていました。

 

筆者は子どもの頃「神経衰弱」が得意な方だったのですが、大人になってやってみると散々な結果になりました。

2連戦すると脳がヘトヘトになり、我が身の衰えを感じる夏となりました。