コラム

第56回 遊びは心を育む

2023.07.25

そろそろ子どもたちの夏休みが始まる時期ですね。

子どもたちにとっては、待ちに待った夏休みかも知れません。

 

長期休みのように、いつもより時間に少し余裕がある時は、

子どもたちには是非沢山遊んでもらいたいなと思います。

遊びは、ゲームやテレビのような決まったやり方や内容のものではなく、

自分でやり方やゴールを決めるものをお勧めしたいです。

年齢の小さなお子さんならブロックやおままごと、お絵かき、工作などが浮かぶかと思います。

少し年齢が上がったお子さんは、DIYやハンドメイドにチャレンジしてみてもよいかも知れません。

 

遊びのやり方やゴールを自ら考えて実行することは、創造力や行動力のトレーニングになっています。

また、自分が考え、動くことで状況が変わっていくという体験は、自分には状況を変える力がある

という自信(自己肯定感)や主体性につながっていきます。

特に手指を細やかに動かす作業は、脳に沢山の刺激を与え、脳の活性化にもつながります。

色々な遊びを通して、これが好き、これは楽しい(あるいはこれは苦手、これは楽しくない)といった

気持ちを感じることは、後々の「私ってどういう人?」というアイデンティティの素になっています。

そのため、“子どものうちに”沢山遊ぶことはとても大切です。

 

この夏、子どもたちには、是非、沢山遊んで心を育んでもらいたいなと思います。