2022.12.27
2022年も残すところ僅かとなりました。
もうすぐお正月がやってきますが、
お正月と聞いて思い浮かべるものは何でしょう?
私はおせち料理です。
おせちが定着したのは平安時代からですが、ルーツは弥生時代にまでさかのぼるそうです。
庶民にも広く伝わったのは江戸時代ですが、その頃は「おせち」ではなく、「食積(くいつみ)」や「蓬莱」と呼ばれていました。
「おせち」という呼び名が浸透したのは第2次世界大戦後のことだそうです。意外と最近ですね。
大変な歴史のある料理ですが、時代と共に少しずつ変化しながらお正月の食卓を彩ってきたのでしょう。
最近では、おせちの種類も多様化して、「洋風おせち」や「中華おせち」はもちろん、「スイーツおせち」なるものの登場しているようです。
一人で食べる用の少量おせちなども販売されていて、まさに時代のニーズに柔軟に対応しているといえます。
昔ながらのおせちも大切にしながら、新しいおせちもどんどん取り入れていく。
この柔軟さが時代を生き抜くコツなのかもしれませんね。
今年最後のコラムもお読みいただきありがとうございます。
こころと発達の相談室さくらは来年も皆様のお役に立てるよう尽力いたします。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
次回のコラムは2023年1月10日です。