2022.12.13
あるできごとが起こったとき、Aと考えるかBと考えるかで随分違うことがあります。
よく使われる例えですが、半分の量の水が入ったコップを見て
「半分しか入っていない」と考えるか
「半分も入っている」と考えるかでは随分捉え方が異なりますね。
前者はネガティブな捉え方、後者はポジティブな捉え方といえると思います。
私たちはネガティブな方向へはどんどん考えが進んでいきますが、ポジティブな方へはなかなか思考が進みません。
ものごとをポジティブに捉えるには普段から練習してクセづける必要があります。
例えば、テストで70点を取ったとき「70点しか取れなかった」と考えるのではなく「70点も取れた」と考えるのはポジティブな見方ですが、
点数だけに目を向けるのではなく、「苦手な問題に正答した」とか「今回はケアレスミスがなかった」とか
内容に目を向けて視点を変えてみるのもポジティブに捉える方法のひとつです。
ダメなところではなく、できたところに目を向けることがポイントです。
あるできごとが起こったとき、AとBの考え方以外にCやDの考え方があってもいいわけで、
色々な考え方ができる人の方が、毎日をよりしなやかに過ごせるのではないかと思います。