2022.10.18
脳は、情報を与えられないとどんどん衰えていきます。
脳は、五感を使って情報を集めていますが、
「目」が近くのものや遠くのものに焦点を合わすことで脳機能も活発になります。
ところが、パソコンやスマホなどの小さな画面を長時間見続けると目を動かさないので
脳の動きが限定的になり、脳はほとんど働いていない状態になってしまいます。
逆に言うと、目を動かせば脳が活発になるということです。
目の運動と言っても、眼球そのものを動かすのではなく、
目の焦点を色々なものにあわせる「ピント機能」のトレーニングが効果的です。
まずは遠くの高層ビルや雲など遠く離れた場所に目を向けて
今度は手のひらのシワや地面を歩く虫を見つめてみます。
急いで行うのではなくゆっくり行うのがポイントです。
トレーニングという程のものではありませんので、休憩の合間などにも取り入れやすいと思います。
スマホからは沢山の情報が得られますが、脳にとっては情報を与えられていないのと同じ状況だと聞くと驚きですね。
たまには、スマホの小さな画面から目を離して広い世界の色々なものを眺めてみる。
これが目にも脳にも優しいのかもしれません。