コラム

第3回 こころの健康について考える その2

2022.02.15

一般的に、こころの健康とは、

「上がったり下がったり感情の波はあっても、それがきちんとフラットな状態に戻ることができること」

と言われています。

つまり、こころが柔軟な状態と言えます。 

 

不安や落ち込みなど、ネガティブな感情が生じると、

「またきた」「いつまで続くのだろう?」

など、よりネガティブな気持ちなるという訴えを聴くことが良くあります。

ですが、そんな時こそ、ちょっと思い出してみて下さい。

私たちの生活の中で、感情の波がない時などあり得ません。

反対に、調子が上がった状態が長く続く時もちょっと注意が必要です。 

 

一番大切なのは、感情の起伏を“いかにフラットに戻していくか”ということです。

そのために、まずはなんでも構いません、思いつくことを試してみると良いでしょう。

深呼吸をする、ちょっと飲み物を飲んでみる、

気を紛らわせることが出来そうなものなら、ちょっとしたことで構いません。

 

何をやっても落ち着きを取り戻せない、何日経っても忘れられない、むしろ強くなっていく…

このような時は、心のSOSと言えます。

専門的なサポートを考える1つのタイミングと言えるでしょう。

 

さくらでも皆さんのお悩み事や困り事をお聞きして、問題の解決に向かうお手伝いをいたします。

お気軽にご連絡ください。